淋病ってどんな病気?淋病の症状や治療薬ランキングを紹介

淋病ってどんな病気?淋病の症状や治療薬ランキングを紹介多くの男性や女性を悩ませている性病。

そんな性病の中で、もっとも感染者が多いのは「性器クラミジア感染症」です。クラミジアと呼ばれて多くの人が実際に感染しています。

そして、次に目にしたり耳にしたりするのが「淋病」です。

こちらのページでは、そんな淋病についてどのような感染経路があるのか、どういった症状があらわれるのか、治療法にはどんなものがあるのかといったことについて紹介していきます。

また、淋病の治療に役立つ治療薬についてもランキング形式で紹介していきますので、淋病に今悩んでいる方から、性病予防を普段からお考えの方は是非、こちらのページをお役立てください。

 

淋病とは

淋菌ポピュラーな性病のひとつである淋病は、淋菌と呼ばれる細菌に感染することで発症する疾患となっています。

近年だと感染者数は2002年の21,000人ほどをピークとして減少傾向となっており、年間の感染者数は8,100人ほどまで減少していました。

しかし、2021年には再び年間の感染者数が10,000人を超えるなど増加傾向にあります。

そのため、感染リスクを考えると淋病に対して適切な知識を持って予防や治療を行うことは大切だといえます。

参考元:性感染症報告数(2004年~2021年)

 

淋病の感染経路

淋病の感染経路淋病は淋菌に感染することで発症する疾患です。

そして淋病の感染経路は主に性行為となっています。

感染の原因となる性行為は通常のセックスだけでなく

  • 口腔性交(オーラルセックス)
  • 肛門性交(アナルセックス)

といったものでも、淋病は感染します。

これらの性交渉によって、淋菌が粘膜から感染することで淋菌が増殖して、淋病を発症します。

そのため、「淋病=性病」というイメージが非常に強く、セックスをしなければ淋病は感染しないと考える方も少なくありません。

ですが、淋病の感染経路は性交渉だけではありません。

では性交渉以外に、どういった感染経路があるのでしょうか?

次に、性交渉以外での感染経路について紹介していきますので、併せてご確認ください。

 

淋病は性行為以外でも感染するの?

母子淋病の感染経路は主に性交渉となっていますが、性交渉以外にも感染経路は存在します

性交渉以外の感染経路としては

  • 手指や物を介しての感染
  • 母子感染

があります。

淋病感染者に対して手指やアダルトグッズなどを用いて愛撫した後に、自身の性器に触れたりすることで手指やアダルトグッズなどを介して淋病に感染するケースがあります。

タオルや便座を介しての感染が疑われるケースもあるため、セックスをせずとも淋病に感染してしまうリスクはあります。

また、淋病に感染している女性が出産した場合、産道から赤ちゃんへと淋病が母子感染するケースがあります

母子感染で赤ちゃんへと淋病が感染してしまうと最悪の場合、失明など非常に恐ろしい結果を招く場合もあるため、特に注意が必要になります。

 

淋病の潜伏期間

淋病の潜伏期間淋病は感染すれば即日で症状がすぐにあらわれるといったものではありません。

淋菌に感染した後、潜伏期間を経て淋病が発症します。そのため、感染してもすぐに淋病に感染したということがわかりにくくなっています。

では、この淋菌の潜伏期間とはいったいどの程度の期間なのでしょうか?

実は、淋菌の潜伏期間は2~7日とされています。ただし、この潜伏期間には個人差もあり、2日で淋病の症状があらわれて感染がわかる人もいれば、2週間程度経過してはじめて淋病の症状が出て感染が発覚するという場合もあります。

そのため、性交渉から1週間経過して、何も症状が出なかったら安心と思っていたら実は淋病に感染していたというケースもあるので、適宜クリニックで検査を受けたりキットを用いて検査することは非常に重要です。

 

淋病の症状

淋病に悩む男女淋病が発症するとさまざまな症状があらわれるようになります。

ここからは、そんな淋病の症状について男性が発症した場合と女性が発症した場合のそれぞれであらわれる症状について紹介していきます。

また、淋病は男女問わず喉の咽頭や眼の結膜に感染して症状が合われる場合もあるので、咽頭や結膜にあらわれる症状についても紹介していきますので合わせてご確認ください。

そして、淋病と共に一般的な性病であるクラミジアとの症状の違いについても、紹介するのでお役立てください。

 

淋病の症状:男性

排尿痛まずは、男性が淋病を発症した時にあらわれる症状から紹介していきます。

男性が淋病に感染してあらわれる症状

  • 尿道から膿の排出
  • 排尿痛
  • 尿回数の増加
  • 亀頭の先端の腫れ

といったものがあります。排尿時の痛みや尿道から膿の排出など、あらわれる症状は非常にわかりやすいものになっています。

また、症状があらわれるケースも女性と比べると男性は多くなっているため、淋病への感染は把握しやすくなっています。

ただし、男性の場合でも無症状というケースがある点には注意が必要です。淋病に気づかないまま放置してしまうと、尿道から更に体の奥へ感染が広がっていってしまいます。

その結果、無精子症といった男性の不妊症の原因にもなってしまいます。

 

淋病の症状:女性

腹痛の女性女性も当然、淋病になった場合には症状があらわれます。

女性が淋病に感染した場合は

  • おりものの増加
  • 黄緑色のおりもの
  • 不正出血
  • 排尿痛
  • 下腹部痛

といった症状があらわれます。

ただし、女性の場合は男性と違って症状が軽かったり無症状であるケースは珍しくありません

そのため、淋病への感染自体に全く気が付かないといった場合も珍しくありません。その結果、淋病を知らず知らずのうちに広げてしまっているといった場合もあります

また、淋病への感染に気付かないまま進行してしまうと、男性と同様に不妊の原因となってしまう場合もあるため、適宜検査を受けるといった対策を行うことが重要になります。

 

咽頭や結膜の症状

咽頭や結膜の症状淋病は通常の性交渉以外に口腔性交(オーラルセックス)でも感染する可能性があります

この場合、性器から喉へと淋病が感染してしまう可能性があります。また、淋病感染者の体液が目に入ったりすることで結膜に淋菌が感染して淋病を発症する場合もあります。

喉に感染した場合、咽頭淋病といった名称で呼ばれることもあります。ですが、咽頭淋病は症状があらわれないケースが大半となっており、症状があらわれても喉に違和感があるといった非常に小さな症状であるため感染に気付きにくいという特徴があります。

また、結膜に淋病が感染した場合、淋病結膜炎を引き起こして強い充血と膿のような黄色い目やにが大量に出ます。

結膜淋病はそのまま放置すると、角膜に穴が開いてしまったりして最悪の場合失明するリスクがあるため速やかに治療を行う必要があります。

 

クラミジアと淋病の症状の違い

クラミジアと淋病の症状の違い淋病と似た症状を持つ性病に性器クラミジア感染症があります。

そのため、淋病かと思っていたら実はクラミジアだったというケースや、クラミジアだと思っていたら淋病だったというケースがあります。

では、実際にクラミジアと淋病ではどういった違いがあるのでしょうか。

男性にあらわれる症状を例に挙げると、尿道から膿の排出や排尿痛など基本的な症状に違いはありません。

 

違いを上げるとするのであれば、症状の重さがあげられます。

基本的に、淋病の方が排尿痛や膿の排出といった症状が重くあらわれる傾向があるため感染に気付きやすくなっています。

 

淋病の治療方法

点滴や薬性病のひとつである淋病ですが、実際に感染してしまった場合にはどのように治療するのでしょうか。

ここからは、淋病を治療するための治療方法について紹介していきたいと思います。

淋病の治療法は基本的には検査と投薬治療や注射というのが基本となりますが、この治療を受けるための方法には、病院での治療と個人輸入代行を利用しての治療と選択肢があります。

そこで、ここからは病院で治療を受ける場合と、個人輸入代行を利用する場合それぞれの特徴について紹介していきます。

 

病院で治療を受ける

病院淋病に感染したかもしれないとなった時に、多くの人がとるのが「病院で治療を受ける」という方法です。

淋病の治療を病院で受ける場合、泌尿器科や婦人科、性感染症内科などで診察を受けて治療を進める形になります。

診療科で診察や検査を行った後、淋病と診断された場合には、セフトリアキソンを用いた点滴やアジスロマイシンなどを用いた投薬治療が開始されます。

治療にかかる費用は、保険が適用される場合であれば点滴と投薬治療は1,000~2,000円となっています。

ですが、保険が適用されない場合、投薬治療は10,000円前後、点滴治療は10,000~20,000円の費用が相場となっているため、治療にかかる費用は非常に大きくなってしまいます

自由診療では高額な費用が必要になりますが、家族などに知られずにコッソリ治療ができるといった特徴があるため、自由診療を選択する人も少なくありません。

ただし、病院で治療を受けるような場合には、病院に足を運んでいるところを見られてしまって、性病感染の疑いを掛けられるといった可能性もあるため、中々足を運ぶ勇気が出ないというケースもあります。

 

個人輸入代行で治療薬を購入する

個人輸入代行で治療薬を購入現在では、淋病に感染した場合に病院で治療を受けるという方法以外に「個人輸入代行」を利用して自宅で治療する方法もあります。

個人輸入代行を利用すれば、処方箋が必要な治療薬を直接自宅などまで輸入することが可能です。

そのため、病院に足を運ばずに淋病の治療を行うことが可能となっており、病院に足を運んで性病感染がバレたりする可能性がありません

そのため、性病に感染したとしてもスムーズに治療を受けることが可能です。

この個人輸入代行では淋病治療薬の他に、さまざまな治療薬や性病などの検査キットも取り扱っているため、検査から治療まで全てを自宅で行うことが可能です。

さらに、個人輸入代行は費用負担が輸入する商品の費用や配送料だけなので、費用を抑えるといった部分でも病院よりも優れています

ただし、個人輸入代行で手に入れた治療薬の使用は全て自己責任となってしまいます。そのため、副作用などがあらわれたとしても全て自己責任となってしまうといった点には注意しておく必要があります。

 

淋病の治療薬人気ランキングBEST5

淋病の治療薬人気ランキング淋病の治療は治療薬を用いた投薬治療が基本となります。

ですが、この淋病治療に用いられる治療薬にはさまざまな種類がありますし、使う人と薬の相性といった部分にも注意が必要になります。

そのため、個人輸入代行などで淋病の治療薬を購入しようと考えた場合、どの治療薬を使えばいいのか迷ってしまうケースは珍しくありません。

ここからは、そんな淋病の治療に用いられる治療薬の中でも人気のものをランキング形式で紹介していきたいと思います。

淋病かもしれないから治療したい、淋病を予防したいという方は是非参考にしてください。

 

1位:レボフロックス

レボフロックス淋病治療薬の中でも人気ランキング1位に輝いたのは「レボフロックス」です。

レボフロックスはインドの製薬会社であるCiplaが製造・販売するジェネリック医薬品のひとつです。

有効成分としてレボフロキサシンを配合しており、これが淋菌を死滅させ淋病を改善へと導きます。日本国内では同成分を配合した治療薬がクラビットとして処方されているため、安心してお使いいただけます。

気になる価格は1箱で3,860円(1錠あたり39円)と、破格で購入することができる用になっているため常備しやすいという特徴もあります。

 

2位:クラビット・ジェネリック

クラビット・ジェネリック淋病の人気治療薬ランキング2位となったのは「クラビット・ジェネリック」です。

こちらは1位と同じCiplaが製造・販売しているジェネリック医薬品のひとつで、配合されている成分も1位と同じレボフロキサシンとなっています。

ただし、こちらのクラビット・ジェネリックは250、500、750mgという成分量が違う種類が3タイプ用意されているので自身に合ったものを選びやすくなっています。

価格は1箱あたり1,760円(1錠あたり88円)となっており、1位と比べると割高ですが成分量が違うものを使い分けることで効果的に活用できます。

 

3位:レボクイン

レボクイン数多くある淋病治療薬の中でも人気ランキング3位となったのは「レボクイン」です。

こちらは、Ciplaが製造・販売するクラビットのジェネリック医薬品のひとつとなっています。有効成分として配合されているのは1位、2位と同じレボフロキサシンとなっています。

レボフロキサシンが細胞の増殖を抑えて死滅させることでさまざまな細菌の感染症を改善へと導きます。

価格は1箱あたり1,060円(1錠あたり106円)となっています。成分量が250mgと500mgと2種類で展開されており、自身に合ったものを選びやすい特徴があります。

 

4位:クラビリン

クラビリン淋病を改善する薬の人気ランキング4位は「クラビリン」となっています。

こちらはエプシロンが製造・販売するクラビットジェネリックです。有効成分はレボフロキサシンとなっており、3位までの治療薬と同様の効果に期待できます。

クラビリンは海外製のジェネリックですが、パッケージなどが日本語表記となっているため、英語が苦手という方でも安心して使えるという特徴があります。

ですが、価格については500mgのものが1箱あたり1,800円(1錠あたり180円)となっており、多少割高という点には注意が必要です。

 

5位:ジスロマック

ジスロマック淋病治療薬の人気ランキング5位となったのは「ジスロマック」です。

こちらのジスロマックはファイザー社が製造・販売する淋病治療薬で、アジスロマイシンを有効成分としています。

ジスロマックジェネリックも多数登場していますがその元となった先発薬がこちらで、日本国内でも幅広く処方されています。

価格は1箱あたり5,660円(1錠あたり943円)となっています。価格的には上位の治療薬と比べて効果ですが、1日の服用で治療が済むという特徴があります。

 

まとめ

こちらのページでは淋病について、どのような感染経路で感染するのか、どういった治療薬があるのかといったことについて紹介してきました。

淋病は近年、感染者数が増加している性病の一種であるため、淋病についての知識や治療法を把握しておくことが重要です。

淋病は症状的にわかりやすい場合も多いため、早期治療を行うことが可能となっていますが、女性の場合は症状に気づかないというケースもあります。

淋病に気づかず治療をしないまま放置してしまうと、淋病が進行してしまい不妊などの原因となってしまう場合もありますし、妊娠中に感染して気づかないという場合には子供にも感染させてしまう場合があります。

 

そのため、適切な知識を持って淋病の治療を行うようにしましょう。