痛風の原因になる食べ物はなに?尿酸値を高める食べ物と下げる食べ物を紹介!

痛風の原因になる食べ物はなに?尿酸値を高める食べ物と下げる食べ物を紹介!風が吹いただけで地獄のような痛みに悶絶することになる痛風

経験者であれば、誰もがあの地獄はもう二度と味わいたくないと思うほどの痛みを引き起こす痛風の原因となる食べ物に焦点をあてて紹介してきます。
 
食べ物の中には痛風の原因となる尿酸を高めてしまうものがありますが、その一方で尿酸を下げる食べ物もあります。

それらの食べ物を適切に把握しておくことで、尿酸対策をして痛風を予防していきましょう。

 

痛風の原因「尿酸」はどうして増える?

痛風の原因となるのが尿酸です。

この尿酸は一体どのようにして増えていくのでしょうか?

まずは、尿酸が増えてしまう原因について把握しておくようにしましょう。

 

尿酸をうまく排出できていない

痛風の原因である尿酸が増える原因として、腎臓機能が低下している場合や体内の水分量が低下している脱水、食べ過ぎやアルコールの過剰摂取などがあげられます。

また、体に良さそうな運動が原因となって尿酸の対外排出が減少してしまうこともあります。
 
激しい運動は腎臓への血流量を減らしてしまい尿酸の排出機能が低下するだけでなく、激しい運動でプリン体の消費が高まり尿酸が作られる量を増やす働きもあるため、二重に尿酸が増えやすい要因となります。

こうしたさまざまな原因によって体内に尿酸が蓄積してしまうことで、結果的に痛風を引き起こしてしまうという可能性があります。

参考元:尿酸の生産と排泄のバランスが崩れる原因

 

尿酸の材料になる「プリン体」を摂取しすぎている

体内から尿酸を排出する力が落ちてしまうことのほかに、体内で尿酸が作られる量が増えることも尿酸を高める要因のひとつとなっています。

尿酸はプリン体が分解されることでも作られるため、プリン体を多く含む食品を沢山摂取していたりすると、尿酸が高くなってしまうことが多くなります。

このプリン体は本来、細胞の代謝や増殖に関わる重要な成分で、欠かすことのできないものでもあります。

プリン体の多くは体内で生成されますが、不足分は食事などから摂取する必要があります。
 
ですが、体内で利用しきれなかったプリン体は尿酸へと分解されて体外へと排出されます。

そのため、プリン体を多く含む食べ物を沢山食べていたりすると、体内のプリン体が過剰になり、そのプリン体が分解された尿酸が増えてしまうわけです。

参考元:プリン体は避けるべき?尿酸値を下げる食べ物・飲み物

 

痛風の原因になりやすい食生活

痛風になりやすい食べ物
痛風の原因は既にお伝えしているように、尿酸が高くなってしまうことですが、この尿酸を高めてしまう要因の一つに食生活があげられます。

毎日たくさんのお酒を飲む習慣があるという方や、魚卵やレバーなどプリン体を多く含む食べ物を日常的によく食べるという方は痛風の原因となる尿酸が高くなりやすいため、痛風になりやすいといえます。

飲酒や食材以外にも、暴飲暴食などで高カロリー食や過食も痛風の原因になってしまいます。

 

痛風の原因になるプリン体の多い食べ物ってなに?

痛風の原因となる尿酸ですが、この尿酸を作る元となるプリン体を多く含む食材もあれば、少ない食材もあります。

日頃から多い食材を気づかぬうちに食べてしまっていると急に痛風になってしまうなんて言うこともあるため、プリン体の多い食材や少ない食材について把握しておくことは痛風の対策として非常に役立ちます。

参考元:第13回 痛風とプリン体について

 

プリン体が特に多い食品

プリン体が食品100gあたり300mg以上配合されている、プリン体が極めて多い食材としては鶏のレバーやマイワシの干物などがあります。

上記以外にも、イサキの白子やアンコウの肝の酒蒸しといったものもプリン体を非常に多く含んでいます。
 
プリン体の1日の摂取目安は400mgとなっているため、プリン体を特に多く含む食材を食べ過ぎてしまうと、1日の目安量を簡単に大きく超えてしまうことになってしまうので、上記に該当するような食材を食べる場合には、食べる量を気を付ける必要があります。

 

プリン体が多めの食品

食品100gあたり200~300mgのプリン体を含むものはプリン体が多い食品に該当します。

こちらは、豚や牛のレバー、カツオやマイワシなどの魚類、マアジやサンマの干物もこのプリン体が多い食品に該当します。

これらの食品についても、プリン体を多く含むため1日の摂取目安量である400mgを容易に超えやすくなっています。

そのため、上記の食品を食べる場合は、食べる量に気を付けるようにすることが痛風を予防する上で、非常に重要になっています。

 

プリン体が少ない食品

プリン体の多い食品について紹介してきましたが、ここからは逆にプリン体の配合量が少ない食品を紹介していきます。

食品100gあたりプリン体量が50~100mgなのがプリン体の少ない食品に該当します。

このプリン体の少ない食品としては、ウナギやワカサギといった魚類、豚のロースやバラ肉があります。
 
また、上記の他にボンレスハムやマトンなどもプリン体の少ない食品となっています。

豚や牛、鶏などのレバーと比べて豚ロースや豚バラはプリン大量が非常に少ないため、カロリー面などに問題がない場合には、豚ロースやバラを選択することでプリン体を抑えることが可能です。

 

プリン体が特に少ない食品

プリン体の少ない食品の中には、食品100gあたりプリン体が50mg以下の極めてプリン体が少ない食品も少なくありません。

プリン体の極めて少ない食品に該当するのはかまぼこやウインナーなどの加工食品、かずのこやすじこなどの魚卵、豆腐やチーズ、バターなどが該当します。
 
魚卵はプリン体が多いというイメージが強い食品ですが、かずのこやすじこはプリン体が少ないため、魚卵を食べたいという場合はこうした種類を選ぶようにすることでプリン体を抑えることが可能です。

毎日の食事の中で必要な摂取量を満たしている場合は、こうしたプリン体の少ない食品を選ぶようにすることで痛風の予防になります。

 

尿酸値を下げる食べ物や飲み物はある?

ここまで尿酸を作るプリン体を多く含む食品や少ない食品を紹介してきました。

ですが、そもそも尿酸値を下げる作用を持った食べ物や飲み物があれば、プリン体を気にする必要がなくなります。

とはいっても、尿酸値を下げる食べ物や飲み物はあるのでしょうか?ここからはそんな食べ物や飲み物について紹介していきます。

 

牛乳・乳製品

尿酸値を下げる食べ物や飲み物として、牛乳やヨーグルト、チーズなどがあげられます。

これらの牛乳や乳製品を積極的に摂取している人は、そうでない人と比べて3割以上が高尿酸血症になりにくいという研究結果があります。

これは牛乳や乳製品に含まれる成分のカゼインが体内で分解されて、尿酸の排出を促す成分であるアラニンとなるためです。
 
この作用によって尿酸排出が増えることで尿酸値を下げる作用を発揮するわけです。

ただし、牛乳の代わりにされやすい豆乳には、尿酸値を下げる効果があるという報告はありません。

そのため、尿酸値を下げようと考えた場合は、牛乳を摂取するようにしましょう。

参考元:尿酸値を下げる飲み物とは?牛乳と痛風・尿酸値の関係について解説

 

水・お茶

尿酸値を下げる食べ物や飲み物の中でも代表的なものとしてあげられるのが水やお茶です。

尿酸は尿として体外へと排出されるため、水を沢山摂取すると尿量が増えるため尿酸値を下げます。

また、お茶は利尿作用があるため、尿酸排出を更に効率的に行うことができるようになっています。

痛風の予防には1日2リットルは水やお茶を飲むことが推奨されるため、自身が考えている以上に多めに飲むようにすることが重要だったりします。
 
ただし、同じ水分でも糖分の多いジュースは尿酸値を上昇させてしまいます。

また、カフェインを多く含むコーヒーや紅茶などは血液が脱水気味になってしまうため、飲む量を考える必要がある点には注意が必要です。

 

ビタミンCが多い食品

尿酸値を下げる食べ物や飲み物としてビタミンCを多くキャベツやジャガイモなどの野菜類やアセロラやグァバなどの果物類があげられます。

ビタミンCは尿酸の排出を促進する作用があるとされており、実際にビタミンCが尿酸値へ及ぼす影響を調べる試験で、ビタミンCを毎日200~2000mg摂取すると尿酸値が減少したという結果も出ています。

そのため、日ごろからビタミンCを多く含む食べ物や飲み物を積極的に摂取することで、尿酸値を下げて痛風予防に役立てることが可能となっています。

参考元:No.093 痛風の原因と対策

 

食べ物や飲み物以外の対策もしましょう!

ジョギングする男性
痛風の対策として原因となる尿酸値を高める食品を食べ過ぎないようにしたり、尿酸値を下げる食品や飲み物を積極的に摂取するようにすることは非常に有効です。

ですが、痛風を対策する場合は、これらの食べ物や飲み物の対策だけではなく、運動習慣を取り入れたり生活習慣全体を見直したりすることが重要になります。

そうすることで、より効果的に痛風の対策を行うことができるようになるので、無理のない範囲でさまざまな対策を並行するようにしましょう。

 

まとめ

ここまで痛風の原因となる食べ物や、尿酸を高めたり下げたりする食べ物や飲み物について紹介してきました。

 

こちらのページで紹介した情報のポイントはこちら

  • 尿酸が増える原因は排出が減ったり、プリン体の過剰摂取
  • プリン体の多い食べ物はレバーや魚卵など
  • 尿酸は牛乳や乳製品、お茶や水で下げられる
  • 痛風対策は食生活の見直しだけでなく生活習慣全体の見直しが肝心

痛風の一番の原因となる尿酸。

この尿酸が増えてしまう原因は尿酸のもととなるプリン体を過剰に摂取してしまっていたり、尿酸の排出が少ないことがあげられます。

そのため、プリン体の多い鶏レバーや魚卵などの食品を避けて、プリン体の少ない食品を中心に食生活を見直すことが大切です。
 
また、プリン体の摂取を抑えるだけでなく、尿酸を下げる作用を持つ牛乳や乳製品、水やお茶の摂取を積極的にすることでも痛風を予防することが可能です。

ですが、痛風の対策はこうした食生活の見直しだけでなく、日常的に運動を取り入れたり、規則正しい生活を送るといった生活習慣全体の見直しも重要です。

健康診断で尿酸値が高くて痛風のおそれがあるというような場合は、こちらのページを参考に痛風の対策をしてみてはいかがでしょうか。