コンビニで手に入るむくみに効く食べ物はある?むくみをすぐに解消したいならコレ!
女性の多くが悩む問題のひとつが「むくみ」です。
そんなむくみを解消する方法にはいろいろなものがありますが、できることであれば日常生活の中でできる限り負担にならないように改善したいと考える人は多いと思います。
そこで、こちらのページではコンビニで手に入る食品などでむくみに効果を発揮するようなものを紹介していきます。
日ごろからそうした食品などを取り入れたりすることでむくみ対策にもつながるので是非お役立てください。
むくみの解消が期待できる3つの成分
食べ物などでむくみを解消しようと考えた場合、意識的に摂取すべき成分はいくつかあります。
コンビニで手に入る食品で解消をしたい場合には、こうした成分を適切に把握した上で食品を選ぶようにすることがむくみ改善への一歩となります。
カリウム
カリウムは、食品などでむくみ対策を行う場合に効果に期待できる成分の筆頭としてあげられます。
体内の余分なナトリウムの排出を促すという作用を持っています。
ナトリウムは体内に水分をため込む作用があり、体内のナトリウムが多くなるとため込んだ水分が多くなってむくみなどの症状があらわれるようになります。
ですが、カリウムを摂取することでナトリウムの排出が促進され体内のナトリウムが減少することで、体内に水分をため込むことがなくなります。
その結果、体内に水分が蓄積してあらわれていたむくみなどの症状が改善していくというわけです。
カフェイン
コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインもむくみの改善に役立つ成分となっています。
このカフェインは腎臓での水分の再吸収を阻害する作用があります。
そうして再吸収されなかった水分は尿として体外へと排出されるようになり、利尿作用が発揮されます。
むくみは体内に水分が過剰になることで起きるため、カフェインによる利尿作用によって体内の水分排出を促すことで予防したり解消するといったことができると考えられます。
ただし、カフェインによる利尿作用は脱水を引き起こす原因にもなるため、摂取量には注意するといったことが必要です。
アルコール
アルコールにも体内の水分排出を促すという作用があります。
そのため、アルコールを摂取することでむくみの対策になるという場合もあります。
アルコールを摂取すると体内で分解されたアルコールは脳の脳下垂体へと到達します。
これにより脳下垂体の機能が低下して抗利尿ホルモンと呼ばれる利尿を妨げるホルモンの分泌が低下してしまいます。
その結果、腎臓での水分再吸収が低下し、再吸収されなかった水分は尿として体外へと排出されます。
この作用によって余分な水分の排出を促すことでむくみの対策となるケースがあるわけです。
アルコールはむくみ解消には向いていない
アルコールには利尿作用があり、その作用によってむくみの解消に期待することはできます。
ですが、飲酒する時は塩辛いおつまみなどがつきもののです。
塩分の過剰摂取となってしまえば、ナトリウムによる体内に水分を保持する作用の方が強くなってしまい、むくみの原因となってしまいます。
また、アルコールの摂取しすぎによる脱水などを引き起こすケースもあるため、むくみの解消を目的としてアルコールを摂取するのはあまり向いていないといえます。
そのため、むくみの解消を目的としてアルコールを積極的に摂取するというのは控えるようにしましょう。
コンビニで手軽に買えるむくみ解消が期待できる食べ物・飲み物
むくみの解消に期待できる成分としてカリウムとカフェインを紹介しました。
ここからは、実際にコンビニでも購入できるカリウムやカフェインを豊富に含む食べ物や飲み物について紹介していきます。
非常に手軽に手に入れることができるものなので、むくみに悩んでいる場合は是非、意識してみてはいかがでしょうか。
バナナ
カリウムを多く含む食品の中でもトップクラスのカリウム含有量を誇っているのがバナナです。
更にバナナは腸内環境を整えるのに役立つ食物繊維やオリゴ糖も豊富になっています。
そのため、むくみの解消だけでなく便秘などの改善にも期待できます。
また、バナナに含まれるブドウ糖や果糖は体内への吸収が早いことから運動の疲れの回復などにも効果的です。
しかしながら、バナナは食べ過ぎてしまうと糖質やカリウムなどの摂取多になってしまう点には注意が必要になります。
ですが、コンビニではバナナを1本単位で購入することができたりするので、こうした食べ過ぎになる可能性も低くなっています。
生野菜サラダ・野菜ジュース
カリウムを積極的に摂取しようと考えた場合には、生野菜を使ったサラダや野菜ジュースなども適しています。
カリウムは水に溶けやすいという性質を持っているため、茹でたりといった調理をしてしまうと肝心のカリウムが溶けだしてしまいます。
ですから、カリウム摂取を目的としている場合には、生野菜を使ったサラダや野菜ジュースが適しています。
生野菜サラダであればなんでもよいというわけではなくトマトやレタス、ホウレン草などのカリウムを多く含む野菜を使ったものを選ぶようにすることも大切です。
また、野菜ジュースで摂取する場合には、トマトジュースなどが適しています。ただし、野菜ジュースでカリウムを摂取する場合は、当分の多いジュースは肥満の原因にもなってしまうため飲む量に破棄を付ける必要があります。
コーヒー・緑茶
コンビニでも購入できるむくみ対策にはコーヒーや緑茶も効果的です。
特にコーヒーは各コンビニで販売されているため、特に手に取りやすいといっても過言ではありません。
コーヒーや緑茶にはカフェインが多く含まれているため、カフェインを積極的に摂取したい場合には役立ちます。
また、コーヒーはカリウムも豊富に含むため、ひとつでカフェインとカリウムどちらも摂取できるというメリットがあります。
カフェインはエナジードリンクなどにも多く含まれていますが、こうした飲料は糖質も非常に高くなっているためカロリーの摂取過多などに繋がってしまうこともあるので注意が必要です。
むくみをすぐに解消したいなら利尿剤
むくみはコンビニで手に入れることができる食品などでも改善を目指すことは可能です。
ですが、こうした食品などを使った解消法は日ごろから継続していく必要があるため、即座に解消したいといった時には不向きです。
今すぐにでもむくみを解消したいという場合は、利尿剤を活用することで解消をめざせるため、上手に活用してみてはいかがっでしょうか。
ムクミトール
ムクミトールはAsle pharmacenticalsが製造・販売するルプラックのジェネリック医薬品です。
有効成分としてトラセミドを配合しており、体内の余分な水分の排出を促してむくみを改善へと導きます。
こちらは海外製品ですがパッケージなどが日本語表記となっているため、日本の方でも無理なく使えるといった特徴があります。
価格は1箱100錠入りが3,160円(1錠あたり31円)となっています。
ハイレス
ハイレスはタイのバンコクに本社があるBerlin Pharmaceuticalが製造・販売している利尿剤のひとつです。
有効成分として配合されているのはスピロノラクトンと呼ばれるもので、国内処方されているアルダクトンと同じ成分を配合しています。
このアルダクトンが体内の余分な水分排出を促すことでむくみを改善へと導きます。
また、アルダクトンはカリウムの排出量を抑える作用があるため、副作用のリスクが小さいという特徴があります。
価格は1箱100錠入りが6,360円(1錠あたり63円)となっています。
まとめ
多くの人が悩んでいるむくみはコンビニなどで購入できる食品を積極的に摂取したりすることで改善することは可能です。
むくみを改善するためには、体内の水分排出を促す作用をもつカリウムやカフェインといった成分を積極的に摂取することが肝心です。
現在、コンビニでもカリウムやカフェインを豊富に含んだ食品や飲み物を手に入れることができるようになっているので、むくみに悩んでいるという方は毎日の生活の中にそうした食品や飲み物を取り入れるようにしてみてはいかがでしょうか。
ただし、こうした食品や飲み物を用いて改善を目指す場合、即効性などはないので継続することが必要になります。
そのため、今すぐにでもむくみを改善したい場合は、より確かな効果を得られる治療薬を用いるようにしましょう。